秘教治療(エソテリック・ヒーリング)
ついに、神尾学先生の『エソテリック・ヒーリング年間講座』を受講。
これから1年間、指がふやけるまでアリス・ベイリーにどっぷり浸かっていきたい。
いかにも怪しい雰囲気の2冊の本。『秘教治療・上下巻』と、詳細に解説された神尾先生のオリジナルテキストを使って講座は進む。
参加したのは日曜日クラス。今回は他曜日に申込みが集中したようで、少人数制で贅沢なクラスとなった。いつもは満席近くの講座にしか出たことがなかったので新鮮だ。距離が近い。
参加メンバーは薬剤師、理学療法士、セラピストといった「癒し」のスペシャリスト。活躍の場は違っても、同じものに惹かれ、同じものを学ぶ仲間。今後ともよろしくお願いします。赤坂です。
すべてはエネルギーである
秘教では、「すべてはエネルギー」であることを原則としている。そして秘教治療(エソテリック・ヒーリング)は、その原則を前提としたヒーリングだ。
肉体を動かすことはもちろん、何を考えているか、どのような感情をもつか、すべて「エネルギー」のはたらきによって営まれていると考える。
目に見える「肉体」以外にも、肉体に活力を与える器となる「エーテル体」、感情をつかさどる「アストラル体」、思考をつかさどる「(低位)メンタル体」といった、多重の「からだ」が存在するというのだ。
「嘘くせ〜。な〜んか嘘くせ〜」という声も聞こえてきそうだが、いつもネガティブで愚痴っぽいAさんと、頭に鳩のフンが乗っていても笑顔を振りまく前向きなBさん。
見えないエネルギーが存在し、その「個性」を形づくっていると考えるのは全然おかしいことではない。
最強のアリス・ベイリー
アリス・ベイリー(1880〜1949)は、神智学協会の創設者であるブラヴァツキー夫人(1831〜1891)のあとを引き継ぐ形で情報を伝えたとされている女性。
生涯24冊もの本をのこし、すべての作品を合わせると1万ページにも及ぶという。さらに全体が「1冊の本」として構成されているというから驚きだ。
扱うジャンルは、医学、教育、ヨーガ、瞑想、占星術、心理学、哲学、宗教…などなど、幅広く網羅している。
Amazonなどを見ていると、数十冊の本を書いている著者は珍しくはない。しかし実物を見てもらえばわかるが、一般的なベストセラーと呼ばれる本とは、質・量ともに一線を画す。次元がまったく違うのだ。
コーヒー飲みながら2〜3時間で「読みましたぁー!」なんて言える代物ではない。文字通り、アリス・ベイリーの作品は「人間業」ではないのだ。
例えるなら、ヤムチャとベジータ、風のヒューイとラオウ、愚地克巳と範馬勇次郎くらい、一般書との「次元の差」があると言えば、誰にでもご理解いただけると思うッッ!
目次をちらっと
『エソテリック・ヒーリング年間講座』では、アリス・ベイリーの作品のひとつ『秘教治療』を、神尾先生が丁寧に解説し読み解いていく。
たまに授業が(いい意味で)脱線し、横道にそれたまま話が思わぬ方向に広がっていくのも面白く、勉強になる。「なんの話してたっけ?」は、秘教ライブの醍醐味とも言える。
オリジナルテキストの目次を見てみよう。
入門編
- 第1回 アリス・ベイリーと秘教治療の全体像
- 第2回 エーテル体とその2つの様相
- 第3回 チャクラpart.1 〜チャクラの3つの様相
- 第4回 輪廻転生と死を考える
初級編
- 第5回 アストラル体、病気の最重要原因
- 第6回 メンタル体とマインドの3つの様相、瞑想について
- 第7回 魂とその進化のメカニズム
- 第8回 カルマ 〜個人・種族・国家・人類・地球…
中級編
- 第9回 チャクラpart.2 〜脊柱上のチャクラ各論
- 第10回 魂とそのメカニズム 〜肉体までのエネルギー・ルート
- 第11回 自然界の法則を超えた魂レベルの「法則」と「規定」
- 第12回 7種光線理論と『秘教治療』と連続講座・総まとめ
全12回に分けて、それぞれのテーマに沿って学んでいく。目次を眺めているだけで、今から楽しみで夜も9時間半しか眠れない。
講座の休憩時間だったか(どこまでが休憩か曖昧)、神尾先生より「この講座に求めるものは何か?」といった問いがあった。
その質問に対し、「死について知りたい。」と返答。なぜなら、「死」を正しく理解した先に、燦然と輝く「生」があると考えているからだ。
そして「死」への疑問について、『秘教治療』は明確な答えを用意しているという。
今の日本は超高齢社会。2035年には日本人の3人に1人が高齢者になるという。ウィキペディア先生がそう言っている。
僕自身も10年前の今ごろ父親が他界し、2年前には最愛の祖母を亡くしている。正しい「死」への理解が、死にゆくものと残されたもの、多くの人の「生」に光を照らすと確信している。
神尾学先生の『エソテリック・ヒーリング』年間講座。よければ一緒に♪