グラマーは、簡単に言うとありのままの真実を覆い隠す霧のようなものです。多くの人が、グラマーのなかで、もがきながら生きています。(僕もよく窒息しています)
グラマーの専門書『グラマー・幻惑と錯覚の克服』では、各光線に関係する多くのグラマーが列挙されています。
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7つの光線に関係するグラマー
本文では「肉体的な強さというグラマー」「個人的な磁力というグラマー」のように、「〜というグラマー」が語尾に繰り返されていますが、この部分は省略しときます。
第1光線
- 肉体的な強さ
- 個人的な磁力
- 自己中心と個人の力
- 「中心にある者」
- 利己的な個人的野心
- 支配権、独裁権、広範な統制
- 政治分野での救世主コンプレックス
- 利己的な宿命、個人的に強要する神聖なる王権
- 破壊
- 孤立、孤独、無関心
- 他の人々や他のグループに対して上から課す意志
第2光線
- 愛されたい
- 評判
- 個人的な知恵
- 利己的な責任
- 適切な活動を否定して、理解を過度に完成させる
- この光線の基本的なグラマーである自己憐憫
- 宗教の世界や困窮する世界における救世主コンプレックス
- 過度の敏感さに基づいた恐怖心
- 自己犠牲
- 利己的な非利己性
- 自己満足
- 利己的な奉仕
第3光線
- 多忙
- グループの方法ではなく個人の方法での大計画との協力
- 活発な計画立て
- 真の動機を欠いた創造活動
- 基本的には利己的な善意
- 「中心にいる蜘蛛」
- 「機械仕掛けの神」
- 回りくどい絶え間ない操作
- 知っている、能力があるという観点からくる尊大
第4光線
- 個人的な安楽と満足のための調和
- 戦争
- 公正と平和を押しつけることを目的とする闘争
- 漠然とした芸術的な知覚
- 直観ではないサイキック的な知覚
- 音楽的な知覚
- 高位の意味での相反する対をなすもの
第5光線
- 物質性、つまり形態の過剰な強調
- 知性
- 知識と定義
- 狭い観点に基づいた確信
- リアリティーを覆う形態
- 組織化
- 内面を覆う外面
第6光線
- 献身
- 形態と人物への固執
- 理想主義
- 忠義と信条
- 情緒的な反応
- 感傷
- 干渉
- 低位の相反する対をなすもの
- 世界救世主と世界教師
- 狭い視野
- 狂信
第7光線
- 魔術的な働き
- 相反するものの関係
- 地下に潜む力
- 団結させるもの
- 肉体
- 神秘と秘密
- 性的魔術
- 権限したフォースの出現
特定の光線タイプによって生み出され、それらの光線に関係するグラマー。これらは一部であり、グラマーは他にもまだ無数にあるといいます。
秘教独特の分かりづらい項目も多いと思いますが、いかがでしょう。「これ私!」「これワイのことやん…」と、当てはまる方も多かったのではないでしょうか。
案外、光線別の「美徳」から自分の光線構造を判断するよりも、グラマーという視点から考察したほうが客観的になれるような気もします。いろんな角度から見ていきたいですね。