確固とした熱心さをもって働きながらも、そのように熱心に働くことを拒絶し、あまり熱心に自分自身のことを考えないようにしなさい。
このような矛盾した指令をあなた方に熱心に与えてもよいですか。
世界の熱誠家が今日行なっている仕事を内界で見守る方々には、彼らが個人的な欠陥によって嘆かわしいほど苦悩しており、「あるべき姿になろう」と絶えず激しく努力しているのが見える。
しかし同時に、釣り合い感覚とユーモアのセンスが悲惨なほど欠けているのも見える。この二つの特質を培うように私は勧める。
あまり深刻にならないようにしなさい。そうすれば、あなた方はより自由でより有益な仕事に自らを解放するようになることに気づくであろう。
大計画と奉仕への呼びかけを真剣に受け止めなさい。しかし、絶えず自己分析することで時間を無駄にしないようにしなさい。
アリス・ベイリー『ホワイトマジック(下)』p.360
いつもとっても厳しいアリスさんが、「釣り合い感覚」と「ユーモアのセンス」について語っています。悲惨なほど欠けているって……表現!
現代社会、「あるべき姿になろう」と日々自己研鑽し、真剣さをこじらせて深刻になり過ぎている人にとって、肩の力が抜ける言葉ではないでしょうか。
最初から「こんなんでいいや〜」と努力を放棄し安楽だけを求めるような、末人(まつじん)的な生き方を好む人にとってはあまり関係ない話かもしれませんが、深刻病をわずらって笑えないとき、バランス感覚を取りもどす元気が出る言葉だと思います。
あまり深刻にならないようにしなさい。
そうすれば、あなた方はより自由でより有益な仕事に自らを解放するようになることに気づくであろう。
最近ブログ更新ペースがのんびりですが気長にお付き合いください。いつもご覧いただきありがとうございマッスル。
m(_肉_)m
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