あなたが弱い活力体と言うとき、肉体との調整統合と結びつきが緩いため、外的な形態の掌握力が弱いことを意味するのであろう。というのは、エーテル体と肉体形態との密接な統合がそのすべての持久力の源だからである。
完全に健康であっても、疲労に対する抵抗力がほとんどないこともあるというあなたの考えは正しい。
より良いエーテル体を再構築し統御する上での重要な要因は──
- 日光
- 蛋白質とビタミンに重点を置いた注意深い食事
- 疲労や心配をしないこと
『秘教治療(上巻)』第四章 いくつかの質問に対する答え p.384
より良いエーテル体をつくるために重要な要因
より良いエーテル体(活力体)をつくるための三か条が書かれていますね。お日様に当たること、タンパク質とビタミン類を摂取すること、疲労や心配をしないこと。
なんだか拍子抜けするくらい「普通のこと」じゃないですか。怪しさゼロ!
1. 日光を浴びる
シミとか紫外線とか気になるところですが、エーテル体の健康のためにはちゃんと日光に当たった方がいい。それも、太陽プラーナをダイレクトに浴びる直射日光!
屋内にいても明るさは入ってくるけど、それは一度大地に吸収された「地球プラーナ」。できることなら直接「太陽プラーナ」を浴びること。外で遊べってことですね。浴びすぎは注意だけど。
2. 蛋白質やビタミンを重点においた食事
あとタンパク質。体重あたり何グラムとって、どのビタミンをどのくらい摂取しなさいとも書かれていないけど、とにかく身体をつくるバランスの良い食事をしっかり頂くことが大切みたい。
まあしかし、この本が書かれた時代と飽食の現代とではそもそも普段食べてる量も質も違うだろうから、今は少食を意識するくらいでちょうどいい気もする。
3. 疲労や心配をしないこと
これはもう、そのまんまですね。東国原ですね。
東洋医学でも悩みすぎ考えすぎは「脾」がやられると考えます。「脾」は消化機能をつかさどるから、心配事でエネルギーを消費してるとせっかく頂いた食事も血肉になりにくい。
それで、甘いものばかり欲したりするわけですな。
日本におけるヨーガ第一人者の中村天風氏も、「人生は心一つの置きどころ」と言っておられます。心の状態が健康と幸福をつくる!
ん?運動はどうした
現代で「健康法」というとフツーは運動(特にベンチプレス )もデフォルトで入っているけど、リストに含まれてない。どうしたDK。
当時は今の日本みたいに飽食ではなかっただろうし、運動して生活習慣病予防なんて発想もなかったのかしら。
ちなみにドイツの哲学者ショーペンハウアー(1788-1860)は「幸福の9割は健康に基づいている」として、身体を鍛えることを奨励していたという。
言ってる本人もめっちゃ鍛えていたらしい。逆に神経については使いすぎると弱くなるから、過剰なストレスによって酷使するなよ!と言っていた。見てきたようなことを言う。
出典は『幸福について(amazon)』。漫画ですが、何か?( ^ω^ )
ベンチプレスの日なので、今日はこのへんで!嗚呼エーテル体。
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