稲盛和夫に魂の存在を確信させ、村上和雄に先んじて魂を科学的に研究した本山博
『人間に魂はあるか?──本山博の学問と実践』の、帯にある文章です。
人間に魂はあるか?: 本山博の学問と実践(amazon)
今日は僕の「積ん読リスト(増える一方)」の中から、本山博先生の本をセレクト。
稲盛和夫さんといえば、京セラやKDDIの創業者で誰もが知っているカリスマ経営者です。また、分子生物学者である村上和雄先生は、「ヒト・レニン」や「サムシング・グレート」でも有名ですよね。
本格的な読書に入る前に、目次とページ本文からピックアップした見出しをまとめながら、本の全体像をつかんでみます(ホリスティック・リーディング!)。神尾学先生も、第十章の鼎談の司会として登場されていますよ〜。
『人間に魂はあるか?』概要
はじめに
スピリチュアル・ブームが終焉し、スピリチュアリティ、霊性に対する関心はすでに退潮しているという見方が大勢を占めているように見える。
しかし、それは「スピリチュアル」という言葉の流行が終わっただけなのであり、ブームが終わった今こそ、「スピリチュアリティ」や「宗教」について各々が自由に語り、共に深く議論することができるし、またそうすることが要請されているのではないだろうか。………
編者
第一部 不可視の共同性の諸相──人文社会科学への示唆
第一章 「形而上学の夢」と「指霊者の夢」──諸問題と社会的ビジョン………小林正弥
序 魂問題
一、哲学における魂問題──ソクラテス的な「無知の智」
二、形而上学の「夢」──自然科学的挑戦についてのカント的・プラトン的見解
三、視霊者の「夢」──その形而上学と人文社会学への示唆
結語 二つの「夢」
第二章 宗教(研究)の他界的側面と社会的側面──本山博の位置付け………津城寛文
はじめに
一、宗教体験の「実証的」研究
二、究極の語彙の使用を控えるために
三、社会的宗教と他界的宗教をつなぐモデル
四、宗教研究の一つの方向
五、信仰と研究、その接続と分離
六、瞑想する宗教研究者
七、浮き彫りになる問題
八、宗教世界の統合的モデル
第二部 瞑想研究のプラットホーム──普遍宗教を求めて
第三章 比較瞑想論と宗教間対話──宗教研究の実践論的転回へ………樫尾直樹
一、料理を食べない料理研究家!?
二、宗教研究の現代的傾向
三、宗教学批判としての本山宗教学・哲学の学問的貢献
四、本山宗教学・哲学の批判的継承の可能性
第四章 瑜伽行唯識派と密教ヨーガ………佐久間秀範
一、はじめに
二、瑜伽行派と唯識思想
三、「密教」ということ
四、瑜伽行唯識文献に観られる修行法
五、日常のものの見方を超える
六、「三界」という心の段階
七、現象世界は言語概念の創り出した世界
八、言語概念の功罪
九、ブッダたちのものの見え方
十、瑜伽行唯識思想と『密教ヨーガ』
第五章 瞑想体験とは何か──分析から受容へのプロセス………影山教俊
はじめに
一、瞑想研究について
二、瞑想技術を情動コントロール法として概観する
三、西洋の理性的な分析と東洋の感性的な受容について
四、気の科学と東洋的な身体観について
第三部 インタビュー「神」が立ち現れるとき──二つのオマージュ
第六章 私が神仏を感じたとき──魂の経営哲学………稲盛和夫
一、日本航空の再建で神を実感する
二、心の奥にある真実に目覚めることの大切さ
三、善──二元論的思考を超える大いなる一元論
第七章 魂と遺伝子──サムシング・グレートの生命科学………村上和雄
一、「サムシング・グレート」の誕生
二、信仰のある家庭に生まれて
三、信仰と科学
四、魂の仮説と実在性
五、魂の科学的探求
六、利他的遺伝子とスピリチュアリティ
七、サムシング・グレートからのメッセージ
八、サトル・エネルギー
九、科学と宗教のコラボレーション
第四部 本山学の核心──科学・哲学・宗教の統合の試み
第八章 魂の存在の電気生理学的証明………本山博
一、真理とは何だろうか
二、真理を求めて哲学科に入る
三、僧兵の霊に遭う
四、魂の実在の科学的証明をめざす
五、“トニー→お代様”の実験(A→Pテスト)
六、AおよびPの呼吸、GSRの変化について
七、脈派の変化について
八、精神力は、他人の心身に働きかけて変化を生じさせる
九、AMIの発明
十、A→Pテストにおける気エネルギー変化量のAMI測定データ
十一、チャクラと霊能力
十二、光の実験(マジー)
十三、チャクラと経穴
十四、経絡の存在証明テスト
十五、気の流れの方向
結び
第九章 相互内在──本山博神学に通底するもの………本山一博
はじめに
一、相互内在
二、場所論
三、宇宙創造論および霊的進化論
四、モノと精神と場所論、創造神
五、修道論
六、モノとは何かという探求から普遍宗教へ
七、個人性と社会性の調和
第五部 二十一世紀の新しい科学/学問のビジョン──魂の実在性を仮説的に前提とする
第十章 鼎談 地球時代のスピリチュアリティと宗教──本山博氏の仕事をめぐって………樫尾直樹・影山教俊・小林正弥・神尾学(司会)
本山博先生略年譜
あとがき 編著
本書は約400ページ。目次と見出しを書き起こすだけでも、結構なボリュームがありました。巻末には本山博先生の興味深い年譜もあります。
あとがきによると、『人間に魂はあるか?』は、2012年6月3日に慶應義塾大学で行われたシンポジウム「地球時代のスピリチュアリティと宗教──本山博氏の仕事をめぐって」をもとに編集された本となります。興味がある方はぜひ読んでみてください。
Amazonさんでは現時点で在庫1冊!(入荷予定あり)でした。
樫尾直樹、本山一博・編/国書刊行会(2013年9月10日)
お知らせ!本山一博先生の講演
2018年の聖なる夜。本山博先生のご子息・後継者である、本山一博先生の講演が『ホリスティック・スペース=アクエリアス』で開催されます!
ホリスティック・スペース=アクエリアス オープニング・イヴェント第5弾「ホーリー・デイ&ホーリー・ナイト」
https://www.holisticspace-aquarius.com/2018/11/26/20181224event/
【日時】12月24日(月・振休) 14:00~21:00(開場:13:30)
【特別ゲスト】
本山一博先生(本山博氏・後継者、玉光神社・宮司)
工藤ゆみさん(シンギングリン演奏・鉛筆画)
残念ながら僕は日程が合わずに今回参加できませんが、クリスマスの予定がない寂しいラッキーなあなた!素敵な出会いの場となること間違いなしの、またとないチャンスですよ〜。