ホリスティック・スペース=アクエリアス、11/24(土)のオープニングイベントは、いつもの秘教講座とは少々毛色が違う異色の3本立てとなりました。
神尾学先生の「秘教解読とホリスティック読書術」。
赤坂サガス&スピリチュアル会社員みめあさんの「秘教ブロガー対談」。
謎の秘教作家・滝本竜彦さんの「秘教との出会いと秘教作家への道」。
神尾先生、滝本さん、みめあさん、赤坂、さらにこの日会場に集まったみなさまの共通点といえばマッチョ……ではなく、「無類の秘教好き」ということでしょう。
もちろん、秘教のキャリアや向き合い方、生活に占めるアリス・ベイリー率(AB率)はそれぞれ違いがあると思いますが、秘教歴30年のベテランも、3ヶ月前に知ったばかりのビギナーも、同じ光の射す方へ顔を向けた「仲間」だと感じています。
改めて、先頭に立って道無き道を切り開いてきてくれた神尾先生のおかげで、今この瞬間があるんだなあと感慨深い思いでいっぱいでした。アクエリアス最高!
赤坂サガス VS スピリチュアル会社員みめあさん
終始和気あいあいとした空気だったと思います。タモリ的なポジションで僕自身とても楽しむことができ、みめあさんとの対談の1時間はあっという間のウキウキWATCHINGでした。
みめあさん、予想通りぶっ飛んでいて面白い。ブログ書くスピード、着眼点、更新頻度。アリス・ベイリー本を持ち歩きやすくバラバラに分解してみたり、英語でアリスベイリーチャレンジしたり、まあ型破り!破天荒!
対談中、みめあさんや滝本さんも読んでいる、「サネヤ・ロウマン」というチャネラーの話に。僕も、翻訳者の髙木悠鼓さんのワークショップに参加するくらいハマっていた時期があって、アリス・ベイリーと出会うまでは本棚の一番良い位置に鎮座していた本です。
僕は一時期アホのようにビジネス書やスピ本などを読み漁っていたことがあります。本棚に入りきらない本が、本棚の上にさらにタワーのように積み上がっている状態でした。自分がなんの本を持ってるか把握できなくなるので、重複しないようにエクセルで蔵書を管理していたくらいです。
常に、「何か足りてない感」をファストフードにがっつくように大量の活字を脳を通過させることで欲求を満たしていた気がします。きっと「1ヶ月に何冊読んでいるか」と数にもこだわっていて、ヤリ○ンならぬ、ヤリホン野郎でした。つまんでは捨て、つまんでは捨て……節操がなかった。
毎日ブックオフとamazon、近場の大型書店(コーチャンフォー)などを利用しながら読んでは売る生活をしている中、たまたま出会ったのがサネヤ・ロウマンで、幾度の断捨離にも耐え今でも本棚に「生き残っている」本のひとつなのです。
最近ではすっかり開くこともなくなりましたが、当時は読んでいてとても気持ちが良かった。知性よりも、ハートに語りかけるような本だと思ってます。
読みやすい本なので、スピリチュアルを学ぶ入り口としておすすめできると思います。秘教とは違うアプローチで、心を満たしてくれるでしょう。
……だけど僕は今、昔の自分にこう言ってやりたい。
「つべこべ言わず、さっさとアリス・ベイリー読みやがれゴルァッッ!!!」
……まあそうは言っても、仮に10年前に秘教本と出会っていたとして、その頃の自分にはまったく響かなかったと思う。「ちょっと何書いてるかわかんない」なんて言って、本棚の奥に突っ込むか、ブックオフに売っていた自信がある。まだアリス・ベイリーを読む準備が整っていなかったと思うんです。
アリス・ベイリーを読むために、回り道が必要だった。
でも今このタイミングで秘教に出会ったということは、こちらの学ぶ準備ができたからと考えて、玉石混交の本たちに費やしてきた時間は無駄ではなかったと、前向きにとらえております。
秘教を愛する小説家・滝本竜彦さん
さて、「謎の秘教作家」としてベールに包まれていた作家・滝本竜彦さん。内心予想はしていましたが、僕も会場入りして日程表を見るまではゲストを知らなかったのです。
この日、滝本さんがアクエリアスに登場するきっかけとなったのが、秘教仲間MaikoさんによるFacebookの投稿。
普段ほとんど見ないというテレビでたまたま目にしたのが、テレビ東京「このマンガがすごい!」の『NHKへようこそ!』という漫画の回。そこに原作者の滝本さんが出演されていたのです。
TVにアリスベイリー登場!?テレビ東京『このマンガがすごい!』に秘教本ドアップ!
滝本さんのご自宅で、蒼井優さんや森川葵さんからインタビューを受けている途中、瞑想のくだりから「アリス・ベイリーの本」がどんっとアップで映る。
その放送を見ていたMaikoさんが、Facebookでつぶやいたのが始まりというわけ。
僕はこういう、偶然に偶然が重なるご縁が大好物で、そこに意味を持たせたくなります。だって、すごい確率じゃないですか?
今回のテーマのひとつが「ホリスティック・リーディング」、そして対となる「ホリスティック・ライティング」。
読むこと(インプット)&書くこと(アウトプット)の重要性。読むことが瞑想で、書くことが奉仕なのです。
そして今回のご縁も「アウトプット」のご利益。自分の身に起きたことを心の中だけに留めておいたら世界は変化しなかったはず。書く奉仕、ありがとうございます。
そんな、秘教とナンパと瞑想をこよなく愛する元引きこもりの道産子作家・滝本竜彦さんの本が、11/29(木)に発売になりました!
ライト・ノベル(amazon)
作品名は『ライト・ノベル』。表紙の女の子がかわいいぞ。
一般的に「ライトノベル」は、light(ライト)とnovel(ノベル)を組み合わせた和製英語で、ラノベと略されたりします。「軽い小説」「簡単な小説」といった意味らしいですが、 滝本さんは「光の小説」という意味も込めてタイトルをつけたそうです。
まだ最後までは読んでませんが、小さなお子様の手の届かない場所に置いてください的な、中学生男子が歓喜するであろうあっち系のワードが山ほど出てきます。アレとかナニとか、アレとかです。
アリス・ベイリー愛好家の作家が書いた小説であることを前提に、どこに秘教的要素が含まれているかを意識して読み進めてみると、「想念形態」や「テレパシー」、「エネルギー」などの言葉が出てきてニヤニヤします。
それにしても、滝本さんにお会いして開口一番「やっぱり蒼井優ちゃん可愛かったっすか?」って質問する赤坂どうなんだい。
写真は休憩中の一コマ。
みなさま、有難うございました!