『ビッグイシュー』最新号(VOL.336)をゲット。
今月号は『万引き家族』で主演のリリー・フランキーが表紙を飾る。カンヌ国際映画祭で最高賞をとって話題の、6月8日公開したばかりの映画だ。(映画については近いうちに別記事でまとめたい。)
そもそもビッグイシューってなに?
ビッグイシューは市民が市民自身で仕事、「働く場」をつくる試みです。2003年9月、質の高い雑誌をつくりホームレスの人の独占販売事業とすることで、ホームレス問題の解決に挑戦しました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。ビッグイシューの原型は1991年にロンドンで生まれました。
ビッグイシュー日本公式サイトより https://www.bigissue.jp/about/
理由あってホームレスとして生きている人に仕事を提供し、自立を応援するための雑誌。それがビッグイシュー。
そんなビッグイシューのコンセプトは「誰もが排除されない、すべての人が生きやすい社会」。特に、若い世代が希望を持って生きられるような社会を作るための情報を発信している。
販売の仕組み
ビッグイシューの定価は350円。ホームレスである販売者が路上で売り、350円のうち180円が彼らの収入となる。最初の10冊は無料で提供。その売上(3,500円)を元手に、以降のビッグイシューを仕入れ、販売を続けるという仕組みだ。
ビッグイシューを手に入れるには?
3冊以上でバックナンバーの通販も可能だが、僕は札幌の販売者Mさんから直接買っている。いつもニコニコされていて感じの良い男性。会話の切り返しも面白い。
今月号は『万引き家族』以外にも、種子法についての特集も組んであり、個人的にとてもオススメの号だ。ぜひ、お近くのビッグイシュー販売所で一冊手にとってみてほしい。
ビッグイシュー日本公式サイト(ぜひご覧ください)